「ミルキーはママの味♪」のメロディーでおなじみ、不二家のマスコットキャラクター・ペコちゃん。私たちの生活にすっかり馴染んだ人気キャラクターですよね。しかしそんなペコちゃんには、世にも恐ろしい”都市伝説”が隠されているのをご存知でしょうか?知らない方が良いかもしれない、ペコちゃんのトラウマ級都市伝説をお伝えしていきたいと思います。
怖すぎる…可愛いペコちゃんに隠された都市伝説とは
戦時中に母親を食べてしまった
ペコちゃんが誕生したのは1950年。しかし、不二家の創業は1938年ということで第二次世界大戦前からあった会社なんです。そうして生まれたペコちゃんは、戦時中に亡くなってしまった女の子がモデルになっているといわれています。戦時中、食べ物もなく餓えそうになっていたペコちゃんに、母親が自分の血を舐めさせてあげていたそう。そうしていくうちに、空腹に耐えられなくなったペコちゃんは、お母さんを食べてしまうという悲しい結末を迎えるのです。日本の子どもたちがお腹を空かせないよう、夢のあるお菓子を販売しているのだそうですよ。
初代ペコちゃんは顔も恐ろしかった
今では大きな目にくりんくりんのヘアと、可愛らしいイメージの強いペコちゃんですが、初代のビジュアルをご存知でしょうか?
顔色から目の色から、何もかもが違いますよね。違うキャラクター…もはや妖怪のようにも見えます。母親を食べてしまったその日から、舌が元に戻らなくなったとも言われているペコちゃん。なんだかその光景が目に浮かぶような、恐ろしい人相をしていますよね。
「ペコちゃん」という名前の由来とは
ペコちゃんという可愛い名前の由来は、「お腹ペコペコ」から来ています。戦時中、母親を食べてしまったという都市伝説が関係しているかは神のみぞ知るところですが、いずれにしても不二家の創業者は、戦後の日本でお腹を空かせた子どもたちをたくさん見てきていることでしょう。そんな子どもたちに、もう空腹を経験してほしくない…その思いを込めて、ペコちゃんを生み出したといわれているんです。
「ミルキーはママの味」の意味とは
ペコちゃんでおなじみの歌にもある「ミルキーはママの味」という歌詞。ここまででご紹介してきた都市伝説を鑑みると、やはり母親を味わってしまったあとの”感想”のように聞こえて仕方ないですよね。もちろん、表向きは「おっぱいの味」ということで、ミルク味のキャンディーと掛けていると思われますが、歌詞のストレートさが都市伝説と相まって、なんだか不穏な空気すら感じます。
ペコちゃんの都市伝説は本当?あまりの恐怖にガセ説も
ペコちゃんが母親を食べてしまったという、あまりにも怖すぎる都市伝説。果たしてどこまで本当で、どこからが都市伝説なのでしょうか?不二家の創業者の思いが、戦時中に飢えた子どもたちの姿から来ているという事実も相まって、何もかもが現実味を帯びていますよね。しかし、ここまで大きな企業がそんなに怖い都市伝説を認めるはずもなく…いまだに都市伝説止まりのエピソードとなっています。私たちも美味しくいただいてきたミルキーに、不二家のケーキやスイーツ。いつも幸せとお腹を満たしてくれている不二家ですから、ぜひとも心温まる裏話があってほしいと願うばかりです。
まとめ
怖すぎる!ペコちゃんに隠された都市伝説をご紹介しました。パッケージも可愛らしく味も美味しい、子連れに大人気の不二家だけに、まさか怖い意味のお菓子だったとは想像を絶しましたね。戦時中の女の子をモデルにし、これから日本の子どもたちが食べ物に困らないよう、お腹も心も満たされるお菓子を提供している不二家。どうか、母親を食べて飢えをしのいでいたという悲しいエピソードだけは、本当に伝説であってほしいですよね。