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現役引退の斎藤佑樹さんがCM出演!あの仕草も披露!?

現役引退の斎藤佑樹さんがCM出演!あの仕草も披露!?

甲子園のスターといえば荒木大輔さん、松坂大輔さんなど多くいますが、筆者個人的には斎藤佑樹さんが1番のスターです。早稲田実業高校時代に、田中将大投手を要する駒大苫小牧高校と延長再試合の激闘を制し、夏の甲子園優勝を飾りました。試合中にポケットからハンカチを取り出し汗を拭いていたことで「ハンカチ王子」とも呼ばれ、社会現象にもなりましたよね。

そんな、甲子園のスター・斎藤佑樹さんですが、昨年惜しまれつつもプロ野球界から引退されています。そこで今回は、現役引退後の斎藤佑樹さんにスポットを当て、話題のCMについてもご紹介します!

斎藤佑樹 経歴まとめ

まずは、斎藤佑樹さんの華麗なる経歴を振り返りましょう。

小・中学校時代

小学校から野球を始め、中学時代には群馬大会で準優勝、関東大会ベスト8の結果を残す。

早稲田実業高校時代

早稲田実業高校に進学後は、1年生からベンチ入り。

3年生で出場した夏の甲子園では、駒大苫小牧のエース・田中将大投手(現:東北楽天ゴールデンイーグルス)との投手戦になり、延長15回でも決着がつかずに、引き分け再試合となる。翌日の再試合で見事勝利し、早稲田実業高校として夏の甲子園初優勝に輝く。この大会での投球回数69、投球数948はどちらも史上最多で、一部の野球ファンからは投げすぎではないか、との物議を醸し、現在の投球数の規定に一石を投ずることとなる。

同年の新語・流行語大賞の候補に、自身の愛称である「ハンカチ王子」が選ばれるなど、世間からも注目を集めた。

早稲田大学時代

1年次

1年生ながら、春季リーグ戦の開幕投手を務め、シーズン10勝のうち6勝に関与。1年生としては、史上初のベストナインに選出されるなどの大活躍を見せる。

全日本大学野球選手権では準決勝、決勝で勝ち投手となり、33年ぶりの日本一に大きく貢献。大会MVPに選出される。日米大学野球選手権大会に日本代表として選出、史上初の敵地での優勝、1年生での勝利投手の快挙を達成。

秋季リーグ戦でも大活躍を見せ、史上初の1年生での春秋連続ベストナインを獲得。

4年次

秋季リーグ戦では、勝率で並んでいた慶應大学と50年ぶりの早慶優勝決定戦が行われ、8回途中までノーヒットノーランの好投、チームも10-5で勝利を収める。

明治神宮野球大会・大学の部でも、1回戦から決勝戦まで登板し、同大会において早稲田大学初優勝に貢献。主将として大学最後の年にリーグ戦優勝、大学日本一というこれ以上ない有終の美を飾る。

10月に行われたドラフト会議では、大石選手、福井選手と共に「早稲田の三羽烏」と呼ばれた。ヤクルト、ホークス、ロッテ、ファイターズから指名を受けると、ドラフト1位でファイターズへ入団。

日本ハムファイターズ時代

2年目で開幕投手に任命され、勝利投手となるなど、プロ野球界でも活躍を見せる。一方で、活躍の裏で怪我に悩まされることも多く、肩の手術をした後からは球速も悪化し、打ち込まれることも増えていく。

2017年には、ベイスターズとのセ・パ交流戦で623日ぶりに勝利を挙げるも、その後さらに怪我が悪化していき、2021年10月に11年のプロ野球人生に終止符を打つ。

プロ野球引退後

2021年12月1日付で株式会社斎藤佑樹の代表取締役に就任。「野球の未来づくり」の活動を行う。学生野球資格回復研修制度により学生への指導、取材が可能になる。2022年のセンバツ開幕直前に高校生への取材、朝日新聞へのコラムの執筆を行う。大学野球の解説などで、野球に携わる傍ら、CMへの出演などテレビの露出も増加。

斎藤佑樹 CM出演で豪華メンバーと出演!

2022年6月時点で斎藤佑樹さんが出演しているCMは、

  • キリンビール(一番搾り)
  • ユニクロ(感動パンツ、エアリズム)

の2社です。

キリンビール(一番搾り)

松坂大輔さんとの対談形式で、CM初出演を果たしました。甲子園のヒーロー同士の対談ということもあり、YouTubeで見られるフルバージョンにも高い関心が寄せられ、視聴回数も公開から3ヶ月で40万回を超えています。

ユニクロ(感動パンツ、エアリズム)

ユニクロのCM出演は、綾瀬はるかさんとの共演から始まりました。最新CMでは、綾瀬はるかさん、テニスの錦織圭選手、元サッカー日本代表の内田篤人さんと元マラソン選手の増田明美さんと共にゴルフを楽しむ様子が描かれています。

このCMの最後には汗ばんだ顔、首筋をハンカチで拭う、あの夏の甲子園での姿を彷彿とさせるシーンもあり、話題となっています。

まとめ

2006年の甲子園で社会現象となるほど人気を集めた、斎藤佑樹さん。大学時代には史上初の快挙をいくつも達成しており、プロ野球界でも怪我がなければどれほどの選手になったのか、と悔やまれるところもあります。様々な怪我に悩まされながらもプロ野球選手としてやり抜いた経験を、今後は高校生や大学生といった若い選手たちに共有していってもらいたいです。今後の斎藤佑樹さんのご活躍に期待しましょう。