チキンラーメンやカップヌードル、どん兵衛など数々のヒット商品を生み出した有名企業、日清食品。そんな日清食品は数々のユニークなCMを公開していることでも有名ですが、一部の視聴者から、日清食品のCMが「おかしい」「気持ち悪い」「不気味」と言われていることをご存じでしょうか。今回は、日清のCMがおかしいと言われる理由について調査していきます。
日清のCMがおかしいと言われる理由は?
前提として、日清のCMは大半の視聴者には受け入れられており、批判的な意見を挙げている視聴者はごく一部です。それでは、その一部の視聴者はなぜ日清のCMについえ否定的な意見を持つようになったのでしょうか。ここからは、日清のCMがおかしいと言われる理由について考えられるものを4つご紹介します。
1. 不思議な世界観
日清は企業として革新とユニークさを追求していることもあり、CMなどの広告においても他の食品ブランドとは異なる革新的でユニークな個性を打ち出していることで有名です。
例えば、「カップヌードル」のCMでは、リアルな人間とCGキャラクターを組み合わせた不思議な世界観が描かれることがあり、インパクトの強いものとなっています。この不思議な世界観が、日清のCMがおかしいと言われる大きな要因であると言えるでしょう。
2. 映像や音楽の独特さ
日清CMには、キャラクターや映像、音楽が独特でインパクトが強いものが多くあります。例えば2025年に公開されたカップヌードルCM「チリトマゾンビ」はチリトマトヌードルに入っているトマトやコーン、キャベツ、謎肉などゾンビのように描かれた奇妙な姿で登場する、かなりインパクトの強いCMになっています。印象的なメロディに合わせて作られた歌詞の中には「好きな人は好きだけど嫌いな人は嫌い」というものもあり、万人受けを狙うよりも、刺さる人に刺されば良いという日清食品の考えが感じ取れますね。
3 賛否分かれるアオハルシリーズ
カップヌードルのCMで度々公開されている「アオハル」シリーズにも、酷評が相次いでいます。アオハルシリーズの中にはサザエさん編、アルプスの少女ハイジ編、魔女の宅急便編など有名アニメのキャラクターを登場させたCMもあり、各アニメの主要キャラクターが原作とは全く異なったイラストで描かれる印象的なCMとなっています。これらのCMに対して肯定的な声も多く挙がっていますが、違和感が大きく受け入れられないという声もあるようです。肯定的な意見と否定的な意見に分かれてはいますが、インパクトの強さはピカイチなのではないでしょうか。
4. 出演者の個性を生かした独特な演出
特に印象に残るCMとして有名なカレーメシのCM「カレーメシからの」篇は、出演するハリウッドザコシショウのコントの独特な世界観をそのままに、「完全メシ カレーメシ」を紹介する内容に仕上がっています。ハリウッドザコシショウの口からカレーメシのロゴに手足がついたキャラクターがたくさん出てきたり、バッグダンサーたちとともにインパクトの強いダンスを繰り広げたりと、独特な演出や描写がたっぷり盛り込まれています。この独特な演出や描写も、一部の人からは気持ち悪いと言われてしまっているようです。
最後に
今回は、日清のCMがおかしいと言われる理由について調査していきました。調査の結果、日清のCMがおかしいと言われる理由はいくつか考えられ、革新的でユニークな個性を打ち出しているからこそ、一部の視聴者からは受け入れられず否定的な声が挙がっているということが分かりました。しかし、日清のCMはその分一度見ると頭から離れないような中毒性があるとの意見が多くあります。良い意味でも悪い意味でも印象に残りやすい日清のCMは、広告戦略として成功しているものであると言えるでしょう。