アメリカでも最大級の野外フェスとして知られている「コーチェラ・フェスティバル」が4月15日〜17日、22日〜24日までの2週間にわたって開催されました。
コロナウィルスの影響によって、約3年ぶりとなる今年のコーチェラには、数多くの有名な歌手たちが出演。大勢の来場者はもちろん、YouTubeでのライブ配信も大盛況でしたね。今回はコーチェラという大きなフェスで披露された宇多田ヒカルの名曲やゲーム「キングダムハーツ」シリーズのテーマ曲について紹介していきます。
コーチェラとは？
「コーチェラ」の愛称で知られている「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル （Coachella Valey Music and Arts Festival ）」は、アメリカ・カリフォルニア州のインディオに位置する砂漠地帯「コーチェラ・ヴァレー」で行われる、アメリカ最大規模の野外フェスティバルです。
エレクトロニック・ダンスミュージック（EDM）をベースにしたフェスですが、近年ではポップやロック、ヒップホップなど、様々なジャンルを楽しめるフェスになっています。過去にはプリンス、ポール・マッカートニーをはじめとした大物歌手も出演しており、レッド・ホット・チリ・ペッパーズやレディオヘッドなどのバンドも多く出演しています。
日本からは宇多田ヒカルがコーチェラ初出演
世界でも人気を誇る、日本のトップ歌手の1人である宇多田ヒカル。90年代後半から現在まで、数多くのヒット曲を世に送り出しています。中でも「Automatic」や「First Love」は名曲です。2000年代の車の助手席のトランクに入っているCDアルバムの中には彼女のものが大体入っていましたよね。今回のコーチェラが初のフェス参加になったそうですが、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。
コーチェラで披露した曲
今回の参加で宇多田ヒカルが披露した曲は、代表的な人気曲から新曲まで様々でした。世界的な人気を誇るゲーム「キングダムハーツ」シリーズのテーマ・ソングや今でも根強い人気を誇る名曲の”Automatic”と”First Love”も披露。最後は、今回のために88risingとコラボして作られた新曲”T”も熱唱してくれました。
宇多田ヒカルとキングダムハーツ
今回、宇多田ヒカルが披露した内の2曲はキングダムハーツ関連の曲でした。”Simple and Clean”は「キングダムハーツ HD2.8 ファイナル チャプター プロローグ」（海外版）のテーマ曲になっており、流暢な英語での歌声はとても綺麗でした。もう一曲の”Face my Fears”は、2019年に発売された「キングダムハーツ3」のオープニングテーマとして使われています。
ゲーム「キングダムハーツ」シリーズは、スクウェア・エニックスとディズニーがコラボして作られているRPG。宇多田ヒカルの曲がテーマソングになっているものが多く「キングダムハーツ1」から順番に「キングダムハーツ2」などシリーズの大半で使われています。そんなキングダムハーツが先月、新作である「キングダムハーツ4」を発表したため、今回披露された２曲はとてもタイムリーでした！会場にいたファンはもちろん、ライブ配信を見ていたファンも感動した人が多いと思います。
最後に
今回は、宇多田ヒカルがコーチェラで披露した曲などについてご紹介しました。デビューから20年以上経ちますが、透き通る歌声や表現力、ライブならではの曲調は何回聞いても色褪せません。日本を代表するトップ歌手の1人ですが、今回のように海外での活躍と人気を見ると今後の活躍が更に楽しみです！
